2009年8月3日月曜日

絶対王者と新王者、涙と怒りと喜びと。

もう、2度と見られないと逃げていた、このリング、あの事故から早1ヶ月半。
去年は絶対王者がガンを克服し、このリングに戻って来た。
その昔、ここに街頭テレビなどが設置され力道山のその勇士に2万人が歓喜したという。その場所で、毎年恒例となりつつある大会、それこそがプロレスリングノアの汐留街頭プロレス。




リングは何も喋らない。リングは時に、喜びを表現し、そして、時には、死の宣告まで執行する。

リングは何も喋らない。でも、その歴史がマットに刻まれ、血と汗と涙の痕が、全てを物語ってくれる。

優しくも、冷たくもあるこのリング。

気持ちの持ちようだ。
そう、プロレスは、身体は勿論のこと、精神力のスポーツだとエメラルドグリーンのマットが教えてくれたではないか。

そして、三沢を始め、選手達が。

続く。

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