去年は絶対王者がガンを克服し、このリングに戻って来た。
その昔、ここに街頭テレビなどが設置され力道山のその勇士に2万人が歓喜したという。その場所で、毎年恒例となりつつある大会、それこそがプロレスリングノアの汐留街頭プロレス。
リングは何も喋らない。リングは時に、喜びを表現し、そして、時には、死の宣告まで執行する。
リングは何も喋らない。でも、その歴史がマットに刻まれ、血と汗と涙の痕が、全てを物語ってくれる。
優しくも、冷たくもあるこのリング。
気持ちの持ちようだ。
そう、プロレスは、身体は勿論のこと、精神力のスポーツだとエメラルドグリーンのマットが教えてくれたではないか。
そして、三沢を始め、選手達が。
続く。
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