2010年1月13日水曜日

コモル病気。〜斜頸編〜

日曜日、いつものようにコモル(ウサギ)をケージから出すと、左斜めにトボトボ歩く。いや、ヨロヨロかな。
その後、毛づくろいの時、異変に気付いた。足を上げて顔を掻く時「ドテッ」と転ぶ。
顔を手で洗い、耳を持って舐めようとするとひっくり返って動けなくなった。
徐々にそれがエスカレートしていき、走る素振りをするが、地面を蹴る事が出来ず、その場でグシャッと潰れる。仕方なく歩くが、足がもつれて歩けない。よく見ると右半身が起動していない。

それから踞って動かない。
最悪だったのは夜だし日曜日、月曜も祝日とあり病院は休み。水も食べ物も何も口にする事が出来ず、みるみる間にやつれていく。
火曜日。夜勤から帰り、ケージを開けるとプルプル震えて動けない。寝る事すら出来ないのだ。
午前中に病院に電話を掛け症状を伝え、ダッシュで入る。

血液検査では、肝臓と腎臓の数値に異常が見られない。






疑わしいのは脳や三半規管で細菌(パスツレラ菌)や寄生虫(エンセファリンゾート症)が侵食し、神経を悪戯する斜頸というもの。どうも先天性(日和見)のものらしい。
仰向けになったコモルは、右にクネッと曲がっている。この病気は何が何処にいてどちらが原因なのか分からないそうで、身体(首を中心に)が横に曲がってしまうという奇病。

パスツレラ菌に関しては、人間を含む動物にもいるらしい。

先ずは細菌退治からという事で、抗生物質を注射。そして食欲増進と水分補給の注射。合計4本と、離乳食を口に入れて、食欲や、体力が回復したら今度は寄生虫退治(駆虫剤)治療が始まる。

今朝、仕事から帰ると






食欲回復。
転びながらもなんとか歩く事が少しだけ出来る様になった。

たかが動物と思う人がいるでしょうが、意思疎通が出来る以上、そして何よりも家族である以上、大切にしていきたいと思う。たとえそれが他人には滑稽に見えようとも。

闘病日記は続く。

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