2010年10月23日土曜日

もう新時代は来ている。

9月に全日の超世代軍が解散した。あの時、諏訪魔が客席にマイクを投げ付けて問題になったけど、あれは諏訪魔の素直な気持ちの表れだと思うし、怪我人は出なかったものの、野次を飛ばしている時点で僕は観客にも非があると考える。いや、非ではない。プロレスにおいて、ある程度の野次というものは許容範囲だと思う。以前NOAHで、ベイダーの目にレーザーポインターを入れ、怒ったベイダーが客席で暴れた事件については、客側のやり過ぎだと思う。僕もベイダーには吹っ飛ばされて、その僕の座っていたイスで三沢をタコ殴りにしていた時は、ちょっと頭にきたが、冷静に判断し、試合を壊す事になると思い我慢した。でも、観客は、熱くなっている選手に何かをすれば、何かが起きると判断しなければならないと思う。人間なんだから。そして選手と客席は別なんだから。
そう、あの日の電撃解散。鈴木みのる、ケア、船木、曙を相手にしなくても、もうあの5人でメインが張れるという事の表れ。
そしてNOAHだって、スギや潮崎、青木だって、もう新人じゃない。観客の心を動かす試合が出来ているではないか。是非会場で彼等の試合を観てみて下さい。文句ばかり言ってても仕方ないです。スギは真壁だけじゃない、高山や秋山にも文句無しの勝ち方をしたのですよ。その上の世代に勝たないと認めないというのなら、リキは三沢や小橋に勝っている。そのリキが復活し、リキ、モリシ辺りに勝てば文句無い?現状、小橋だってリハビリ中、三沢だっていない。無いものねだりはヤメようよ、モリシは健介に勝ってるじゃん。もう充分じゃないかなぁ?
三沢がいないからNOAHに行かない・・・確かに僕も心の何処かに穴が空いている。試合カードを見ても、何か足りないのは分かる。でも、会場に行って観てみれば、三沢がいなくても、秋山と小橋が欠場していても、そこはNOAHの雰囲気なんだよね。忘れろとは言わないけど、僕らよりも、もっと選手達は苦しいと思う。そこをカバーするのが観客の使命だと思うしね。

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